朝日新聞 GLOBE LIVE 2010

17日の日曜日に東京国際フォーラムで開かれた、朝日新聞GLOBE LIVE 2010というトークライブに行ってきました。
GLOBEは、朝日新聞を購読されている方はご存知だと思いますが、月に2回発行される特集ページで構成された新聞の中の新聞で、雑誌のような感覚のとても新しい切り口の誌面です。
7,000人の応募の中から1,500人が招待されました。
いつも各界から様々な人たちが記事を寄せており、たいへん興味深く読んでいます。
今回は、6人のゲストが招かれライブでトークセッションが行われました。
4部構成で、
Session1 「人財」を育てる 
ゲスト:黒川清氏 医学者/政策研究大学院大学教授
Session2 「創造力」を発揮する
ゲスト:緒方篤氏 映画監督
   :藤倉大氏 作曲家
Session3 「ヨソ者」の視点を生かす
ゲスト:山口スティーブ氏 トラベル東北代表取締役
Session4 「壁」を突破するために
ゲスト:秋山咲恵氏 サキコーポレーション代表取締役社長
   :渡辺博史氏 国際協力銀行CEO
という内容で行われました。
セッションとセッションの間にピアニストの村松崇継さんと歌手の坂本美雨さんの演奏と歌が挟まれた構成となっており、右脳と左脳を同時に使うという『ネライ』で、たいへん新しい感じを覚えました。
様々な話がありましたが、興味を引いたひとつに、インターネットの時代だからこそ、ライブ感、臨場感が大切になっているという話がありました。
インターネットはたいへん便利だと思いますが、居ながらにして様々な情報が得られるため、生きたイメージの希薄な世界ができる怖さがあるという話がありました。
大切な出会いやコミュニケーション、生な感覚の無い現代の社会を象徴する話しだと思います。
また、アイデアを形にする力、時代の流れに逆らわないしなやかさなどの話がありました。
最後に、今の時代を生き抜くキーワードとして『案ずるより生むが易し』という言葉で締めくくられました。
考えているだけでなく、とにかく動けということでしょうか。
たいへん有意義な2時間でした。

 

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(S.H)

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