もう一本は、14日(土)のこの映画のロードショー初日に見に行きました。
昨年、上野の国立西洋美術館が世界文化遺産に登録された事も有り、憶えておられる方も多いと思いますが、近代建築の巨匠「ル・コルビュジェ」と彼が唯一その才能に嫉妬したと言われている女流デザイナーで建築家の「アイリーン・グレイ」の人間ドラマです。
「アイリーン・グレイ」は家具デザイナーとしての側面の方が有名ですが、この映画の舞台となっているヴィラは、彼女の建築デビュー作です。
私達は、普段コルビュジェの作品やアイリーン・グレイの作品を見る機会は有りますが、その裏側の「ものづくり人」としての心の揺れ動きまで見る機会はなかなか無いので、たいへん興味深く見る事ができました。
この映画も、先日このブログで触れたコルビュジェの『アジール・フロッタン展』から間が無かったので、とても新鮮でした。
興味が有る方は、是非見て下さい。(S.H)