2月3日(日)に「森とくらす」というセミナーがありました。
1部は、1番目に「海の森」計画についての話がありました。
東京湾のゴミと建設発生材で埋め立てられた「ゴミの山」に苗木を植え、美しい森に生まれ変わらせる計画についての話です。
東京都の海上公園計画担当課長、根来喜和子さんからの報告でした。
2番目は、“ワークショップを通して学ぶ森とのつきあい方”というテーマで、森の遊び人・やまだよういちさんからの話がありました。子供達と森に入り、さまざまな創作遊びや楽器作りを通して自然とふれあう活動の報告です。
3番目は、“多摩の山は、良材の宝庫です”というテーマで沖倉製材所の沖倉喜彦さん(秋川木材協同組合代表理事)の話がありました。
多摩産材の活用が少なくなり最盛期は600ヵ所有った製材所が現在では30ヶ所になってしまったこと。
良質の杉材や桧材の普及活動を通して木の利用を広め、製材業を守る活動の報告がありました。
また多摩産材の節付きの杉材を活用した床材や家具などを製作・プロデュースをされている合同会社たすたすの安田知代さんからも、節材の活用により木材のロスの少ない有効活用の話がありました。
相続などで緑地が売却され減少していること、後継者不足で森や竹林が荒廃している姿は、私の家の周辺でも見掛ける事です。
里山・竹林の保全について、様々なワークショップが開かれているようなので、私も身近なところから参加し、出来る事から始め、いろいろ考えて行ければと思ったセミナーでした。(S.H)