この展示は、東京都美術館リニューアル記念企画として平成24年7月15日〜9月30日(日)の期間で開催中です。
先日、9日(日)の打合せの帰りに立ち寄りました。
3.11を経て、家族の在り方、人との関わり方、生活に対する価値観が大きく揺さぶられました。
今後、心豊かに暮らしをして行くために必要な「すまい」とは一体どのようなものかという事がテーマとなっています。
公募により次世代の建築家から提案された159案の中から選ばれた39案の住宅モデルによって構成されています。
最優秀賞の提案は原寸大の模型として作成され、会場の吹抜空間に展示されています。
かなりバラエティに富んだ提案となっており、個性的な切り口の解釈が提示されていました。
ただ、共通して見られた大きな特徴は、個と集団との関わり方に対する意識が強く感じられた事です。
今回のテーマが反映されている事は明白ですが、それ以上に若い世代にコミュニティーに対する感心が高まっているように感じました。(S.H)