先日、鎌倉の神奈川県立近代美術館で開催中の、『建築家 坂倉準三展』に行って来ました。
あらためて、坂倉準三の仕事をじっくり眺めてみると、その作品世界に完全に引き込まれてしまいました。
かなり古い作品ばかりですが、今見てもとても新鮮な“衝撃“を受けました。
コルビュジェの3人の日本人の弟子たちの中では、最もその仕事が一般に知られていないのではないかということをあらためて感じました。(もしかしたら、私が勉強不足なだけかもしれませが。)
なぜもっと、紹介されてこなかったのかという思いを強くしました。
逆に今だからこそ、その作品的意義を考える良い機会なのかもしれませんね…
会場も、坂倉準三自身の代表作でもある神奈川県立近代美術館ということもあり、一層濃密な空気を感じる事が出来ました。
9月6日まで開催しておりますので、鎌倉散策を兼ねて行ってみるのも良いと思いますが…(S.H)