ル・コルビュジェ 絵画から建築へーピュリスムの時代

たいへん久しぶりのブログとなります。
本日、ずっと見に行こうと思っておりました『コルビュジェ』展に行って来ました。
連休の中間で雨模様と言う事も有り、思ったほど混雑は無く、割とゆっくり鑑賞することが出来ました。

上野の国立西洋美術館で、5月19日まで開催されています。
この建物は、コルビュジェ本人によって設計され、コルビュジェの日本人3人(坂倉準三、前川國男、吉阪隆正)の弟子たちの協力で完成しました。

今回の展示は、建築よりも絵画をメインにしたものです。
まだ、建築家ル・コルビュジェが世に出る前の活動です。
本名の、シャルル・エドゥアール・ジャンヌレとして「ピュリスム(純粋主義)』の運動を推進した時代に焦点を当てています。

ピカソやブラックなどの「キュビスム」に異を唱え、「ピュリスム」を提唱し、紆余曲折を経て様々な芸術家たちとの交流の中から大きな刺激と糧を得て「近代建築」の旗手へと向かって行く活動の足跡です。
個人的には、昨年の9月にパリ旅行で「サボワ邸とロンシャンの教会」などのコルビュジェ作品を見て来た事も有り、とても感慨深いものが有る展示でした。(S.H)

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