足立区・K-House3

地縄と杭芯の検査を9月初旬に終え、いよいよ杭工事がスタートするので試験杭の立会いへ現場へ行って来ました。

今回の杭は、羽根付鋼管杭で地盤の良い地層まで杭を到達させて建物の荷重を受ける支持杭です。

計画地の支持層は設計地盤面からおよそ-28mの部分にあり、杭長が長いので何本かに別れている杭を現場で溶接しながら支持層まで杭を打ち込みます。

下の写真は、現場溶接した杭の継ぎ目部分がきちんと溶接出来ているかを確認する為に特殊なスプレーをかけた場面です。溶接不良がある場合は、不良部分が小豆色になります。「歯の歯垢チェックする液と同じように見えます(歯垢染色材の事)」と施工業者の方が教えてくれました。このチェック方法は、一目瞭然。非常に奇麗に溶接が出来ている事が分かります。

機械に杭をセットし、回転させながら地中の支持層まで打ち込みます。


最後に支持層に杭先端が到達した事を、支持力のデータと杭天端の地盤面からの下がりを目視して完了です。

まだまだ、暑さが残る現場で施工業者の方は丁寧な作業をしてくれていました。

(Staff E・H)

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