杭工事が完了し基礎工事が進められており、基礎梁配筋検査時の現場レポートです。基礎梁は、杭へ建物の荷重を伝える構造的にも重要な部分になります。構造図との照合に加えて、意匠的な納まり考慮しながら一箇所づつ確認します。無駄無く丁寧な配筋です。
下の写真は迷路のように映っていますが、基礎全体を映したもので今回は基礎部分のピットはありません。なので、コンクリート打設が完了しますと写真に映っている土の部分にはさらに土を入れて埋め戻しが行われる予定です。
(Staff E・H)
ごく私的なことで恐縮ですが…
10月13日(土)夕方より神奈川県民ホール6階「英一番館」にて私、平野智司の母校、横浜市立南高等学校18期の同窓会が開かれました。
第5回目となる今回は、ぴったり100名の参加がありました。
久しぶりに会って話をすると、それぞれ皆、さまざまな人生を歩んできておりますが、一気に学生の時に戻ってしまい、とてもなつかしく、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
二次会は、大桟橋入口の「ジャックカフェ」に移動しましたが、かなりの人たちが参加していました。
一次会はクラス毎でまとまっていましたが、2次会はクラス関係なく打ち解けた空気で過ごす事ができました。
久しぶりに開放的な気分になりました。(S.H)
10月13日(土)に青山で開催された、株式会社プリズミック主催のセミナーにご招待して頂きました。
この日のメインの講師は、経済評論家の田原総一朗さんでした。
最近の先進国の経済の低迷についての話しがありました。
ブラジル、メキシコ、韓国などの国が力をつけてきた事。
それに引き換え、日本の経営者が、高度成長の中で軒並み守りの経営に走った事が大きな原因という話がありました。
松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫などの創業者たちとまったく異なるとの指摘…
日本を代表する名経営者との比較を以て現在の日本の経営者がダメになったとの指摘は、少し理解しずらいところもありますが、SONYなどは今までマーケットに無いものを作る事で確固とした地位を築いてきたが、ここ10年くらい独自の商品を作っていないとの指摘は的確に思えます。
最後に、“どこで他と違うものが提案出来るか?”が今後ますます大切なポイントとなるとの締めくくりの言葉がありました。
とても難しい事ですが、我々の世界でも、深く掘り下げて考えないといけない事だと思い
ます。(S.H)
エネファームの運転状況報告第3弾です。
発電開始から2ヶ月のガスと電気の使用状況の報告です。
昨年同月との比較でご報告させて頂きます。
■電気 8月分:−9.3%
9月分;−19.5%
■ガス 8月分:+37.4%
9月分:+52.7%
となっており、料金的には電気料金の値上げ等もあり、総合的には大きなメリットが出て
いる状況にはなっていません。
これから冬に向けて、期待するところです。
その年の天候状況などにも左右される部分もありますが、1年を通して判断をしなければ
ならないと思います。
まずは、ざっくりとした立ち上がりの経過報告とさせて頂きます。(S.H)
前回の報告より基礎工事も順調に進み、本日は構造設計者の方と鉄筋が設計図通りに組めているかを確認する「配筋検査」を行こなってきました。
基礎全体の鉄筋が組まれ建物の大きさが何となく把握できる様になってきました。スケールの大きさにちょっと圧倒されそうです。
現場は無駄なゴミもなく、整然と奇麗に施工されておりとても良い状況で進行しております。
(staff R・M)
前回の試験杭立会いからしばらく間が空きましたが、「綾瀬の共同住宅2」その後の現場進捗となります。
1月以上の期間をかけコンクリート杭を400本近く地中に打ち終えました。
現在、基礎を作るための掘削工事を進めており、底には打ち込んだ杭の頭が姿を表しています。
水平に整然と並んだ杭頭からは杭打ちの精度がとても良かった事が伺えます。
この後掘削がすべて完了次第、基礎の鉄筋、型枠工事に入っていきます。
また進捗がありましたら追って報告したいと思います。(staff R・M)
地縄と杭芯の検査を9月初旬に終え、いよいよ杭工事がスタートするので試験杭の立会いへ現場へ行って来ました。
今回の杭は、羽根付鋼管杭で地盤の良い地層まで杭を到達させて建物の荷重を受ける支持杭です。
計画地の支持層は設計地盤面からおよそ-28mの部分にあり、杭長が長いので何本かに別れている杭を現場で溶接しながら支持層まで杭を打ち込みます。
下の写真は、現場溶接した杭の継ぎ目部分がきちんと溶接出来ているかを確認する為に特殊なスプレーをかけた場面です。溶接不良がある場合は、不良部分が小豆色になります。「歯の歯垢チェックする液と同じように見えます(歯垢染色材の事)」と施工業者の方が教えてくれました。このチェック方法は、一目瞭然。非常に奇麗に溶接が出来ている事が分かります。
機械に杭をセットし、回転させながら地中の支持層まで打ち込みます。
最後に支持層に杭先端が到達した事を、支持力のデータと杭天端の地盤面からの下がりを目視して完了です。
まだまだ、暑さが残る現場で施工業者の方は丁寧な作業をしてくれていました。
(Staff E・H)
この展示は、東京都美術館リニューアル記念企画として平成24年7月15日〜9月30日(日)の期間で開催中です。
先日、9日(日)の打合せの帰りに立ち寄りました。
3.11を経て、家族の在り方、人との関わり方、生活に対する価値観が大きく揺さぶられました。
今後、心豊かに暮らしをして行くために必要な「すまい」とは一体どのようなものかという事がテーマとなっています。
公募により次世代の建築家から提案された159案の中から選ばれた39案の住宅モデルによって構成されています。
最優秀賞の提案は原寸大の模型として作成され、会場の吹抜空間に展示されています。
かなりバラエティに富んだ提案となっており、個性的な切り口の解釈が提示されていました。
ただ、共通して見られた大きな特徴は、個と集団との関わり方に対する意識が強く感じられた事です。
今回のテーマが反映されている事は明白ですが、それ以上に若い世代にコミュニティーに対する感心が高まっているように感じました。(S.H)
現在、「ヨコハマ創造都市センター」(みなとみらい線馬車道駅近く)で開催中の3.11のための模型復元プロジェクト展を覗いてきました。
この展示は、全国の大学生が中心となって協力し、3.11東日本大震災被災前の縮尺1/500の復元模型を作成するという取り組みです。
まず会場に入った瞬間、22地域1M四方の大きさで67個分の模型に圧倒されます。
被災前の多様な風景を記憶にとどめ、これから続く長い復興への道のりへ繋げて行こうという試みです。
震災前と後の航空写真もありました。
変わりように驚くばかりです。
また、東北の被災地で活動する大学チームの活動報告や、震災復興現場で専門家や大学ができることなどについて、さまざまなシンポジウムも開かれているようです。
関係者の方々へ敬意を表するとともに、復興について考え、自分たちに何ができるかを再度考える機会になりました。
時間とともに風化させないためにも、このような展示はたいへん意義有るものに感じました。
9月9日(日)まで開催しています。(S.H)