明けましておめでとうございます。
昨年は、お陰様で忙しい毎日を過ごす事が出来ました。
ただ、心がざわつく事も多く有りました。
世の中を取り巻く状況も刻々と厳しさを増し、ピリピリとした空気感が漂っていました。
今年も、しばらく続くかもしれませんが、周りの皆様と協力して乗り越えて行きたいと思っています。
本年も引き続き宜しくお願い致します。
「一歩前へ、打つ手は無限」の気持ちで進みます。
(平野、スタッフ一同)
『新年のご挨拶』2023
1月 1st, 2023『年末のご挨拶と今年を振り返って』
12月 31st, 2022今年は、一年間全くブログを書いていませんでしたので、少しだけ振り返ってみたいと思います。年明けから、鉄筋コンクリート造、地下1階、地上2階の住宅の見積調整から始まりました。
また、以前から懸案を抱えていた木造平家建ての住宅もやっと着工が見えて来ました。
昨年着工した集合住宅の現場も引き続き始まり、新たな集合住宅も始まりました。
もう一件の集合住宅も実施設計が本格的に動き始め、とても慌ただしくなって来ました。
その他にも、さまざまな企画をまとめ、とても忙しい一年でした。
個人的には、叔父が二人亡くなり、お世話になった先輩や協力事務所の仲間の訃報も有りました。
建築を取り巻く状況もたいへん大きな動きがたくさん有りました。
以前から続く職人さんの不足、資材の高騰、ウッドショック、それに拍車をかけるようにロシア-ウクライナの問題が起こりました。
資材の高騰が一層激しくなり、建設費が今までに無いくらいの勢いで上がっています。
来年は、さまざまな事が穏やかになり、皆んなが笑顔で過ごせるようになればと、心から思っています。
来年も、引き続き宜しくお願い致します。
本年は、たいへんお世話になり、ありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えください。
最後に、今年竣工した作品をアップしておきます。
(S.H)
『新年のご挨拶』2022
1月 1st, 2022明けましておめでとうございます。
昨年は、まだまだ大変な状況が続いておりました。
今年もしばらく注意が必要な状況ですが、一歩一歩あせらずにこつこつと積み上げて行きたいと思っております。
今自分に出来る事、事務所の皆で知恵を出し合って乗り越える事、また仲間と協力して結集する事、いろいろ考えながら前に進んで行きたいと思います。
「打つ手は無限」です。
皆様とご一緒に、笑顔の一年にしたいと思いますので引き続きよろしくお願い致します。(平野、スタッフ一同)
『年末のご挨拶』2021
12月 31st, 2021早いもので、2021年も本日、大晦日を迎えました。
まだまだいつもの生活には戻っていませんが、何とか無事に一年を過ごす事が出来ました。
良い事もそうでない事もいろいろな事が有りましたが、多くの方々のご協力で、一歩ずつ前に進む事が出来ました。
仕事の面では、昨年は多くのプロジェクトが大きく停滞しましたが、今年は様々なプロジェクトが動き、たいへん忙しい状況となりました。
また、昨年完成したプロジェクトがグッドデザイン賞を受賞する事が出来、とてもうれしい知らせとなりました。
来年もいくつかのプロジェクトが着工しますので、忙しくなりそうです。
個人的には、昨年誕生した孫が、無事に一歳を迎え、元気よく育っている事が何よりの思いです。
2022年は、新たなスタッフを迎え、皆様のご期待に応えられますよう一生懸命やって参りますので、引き続きご指導、ご支援の程、宜しくお願い致します。
今年一年間、本当にありがとうございました。皆様、良いお年をお迎え下さい。 (平野、スタッフ一同)
『グッドデザイン賞を受賞しました。』
10月 22nd, 2021昨年の3月に川崎市中原区に竣工した、『サウンドステージ 1st』が2021年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
このプロジェクトは、事業主、施工が川崎市中原区のジェクト株式会社、ジェクトの市川社長がプロジュースし、設計を計画工房で担当させて頂きました。
1階に学童保育とシングルマザーのシェアハウスが入り、2階から4階に楽器の楽しめる賃貸住宅という構成の内容となっています。
お話を聞かせて頂いた時から、とても興味深い内容だと感じていました。
企画の当初は、あくまでも楽器を周囲に気兼ねなく楽しめる賃貸住宅というコンセプトでスタートしましたが、竣工を迎える頃には、コロナが万延し、楽器を楽しむ事だけで無く、在宅時間が増え、リモートワークなど音を気にしない生活を望む入居者が多く現れました。
ウイズコロナ、アフターコロナ時代の新たな賃貸のスタンダードになるのではと思われます。
下の3枚の写真は、楽器の楽しめる賃貸住宅の外観、エントランスです。
学童保育のエントランスと室内です。
シングルマザーのシェアハウスのエントランスとリビングです。
とても、素敵なプロジェクトに参加させて頂き、貴重な経験をさせて頂く事が出来ました。
さらに、グッドデザイン賞を受賞する事が出来、とても嬉しく思っております。
市川社長はじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。(S.H)
『展示会』のはしご
7月 29th, 2021久しぶりの投稿です。
先日(7月24日)、久しぶりに展示会に出掛けて来ました。
熱中症になりそうな暑い日でしたが、フリーで活動しているイラストレーターの娘と3会場をはしごしました。
まずは、私のオーダーで「丹下健三展」に向かいました。
場所は、文京区湯島にある国立近現代建築資料館です。
ここは、旧岩崎邸庭園内に有ります。
国立代々木競技場、広島平和記念公園・記念館、東京カテドラルなどの代表的なプロジェクトをはじめ、これまで紹介されてこなかった建築資料を交えて丹下健三を回顧するものとなっています。
現在、東京オリンピックが開催されている中でのタイムリーな企画です。
大空間への挑戦、伝統と現代、高度経済成長と情報化社会への提案など、どれもダイナミックな迫力のある計画・提案でした。
構造計画がとても重要な要素となっており、改めて意匠・構造・設備の三位一体を意識する印象となりました。
会場内の風景です。
次に向かったのは、上野の東京都美術館で開催中の「イサム・ノグチ 発見の道」展です。
国内外の多数の作品を集結させた大規模な展示となっています。
ブランクーシの強い影響を受けた初期のブロンズ彫刻から晩年の石彫に至る道のりをたくさんの作品で辿る展示となっています。
これらのブロンズの彫刻は、繊細で構成的な表現作品となっています。
次の展示は、金属を使ったこれも構成的な作品の展示です。
そして最後に、石彫の展示です。
大規模な石彫の展示は撮影不可となっておりましたので、残念ながら写真は有りませんが、とてもエネルギッシュで刺激的な展示でした。
最後に移動したのは、六本木の森美術館です。
ここで開催されているのは、「アナザーエナジー展」:挑戦しつづける力・世界の女性アーティスト16人です。
1950年代から70年代に活動を始め今日まで継続してきた女性アーティストに焦点を当てたものです。
16名の年齢は、71歳から105歳まで、全員が50年以上のキャリアを持っています。
出身地は世界14ヶ国におよび、それぞれが置かれた環境が激しく変化する中で、ジェンダー、人種、民族、信条などに対して絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーションなど多彩な表現を使って表現しています。
幾つになっても信念を貫き、挑戦しつづける姿は私にも大変大きな勇気を与えてくれました。
かなり疲れましたが、久しぶりにとても刺激を受けて帰って来ました。
まだまだ、年齢を意識している場合では無いと感じています。(S.H)
『新年のご挨拶』2021
1月 1st, 2021明けましておめでとうございます。
昨年は、世界的に大変な年となりました。
そんな中でも、お陰様で無事に一年を過ごす事が出来ました。
辛抱しなければならない事が多かったと思います。
今年もまだまだ先が見えない状況が続きそうですが、ひとつひとつ地道に前向きに進んで行きたいと思っています。
スタッフ一同力を合わせ、素敵な建物を提案して行きますので、引き続き、ご指導、ご協力の程、宜しくお願い致します。
皆様、くれぐれもお体ご自愛の上お過ごし下さい。(S.H)
『年末のご挨拶』2020
12月 31st, 2020今年も本日で最終日となりました。
大変な年となってしまいましたが、何とか無事に一年を過ごす事が出来ました。
皆様のご支援とご協力に感謝しております。
仕事面では、お客様との出会いから完成まで約4年を掛けた相模原市橋本のプロジェクトが完成しました。
このプロジェクトは、私どもの事務所での過去最大規模のものです。
また、楽器の弾ける集合住宅、学童保育、シングルマザーのシェアハウスと言う社会性のある複合施設もオープンする事が出来ました。
また、4月1日から事務所を目黒から三軒茶屋に移転し、直後に緊急事態宣言が発令され、リモートワークと言う経験した事のない事態となりました。
その間、新規プロジェクトの進行も大きく停滞し、とても厳しい状況になりました。
そんな中でも、幾つかの新たな出会いも有りました。
個人的には、12月13日に初孫が誕生しました。
こんな社会状況下で、とても嬉しい出来事となりました。
来年は、この状況がどのように推移して行くのか分かりませんが、スタッフ一同力を合わせて、前向きに乗り越えて行く決意です。
素敵な建物が出来るよう一生懸命取り組んで参ります。
引き続きご支援、ご指導の程、宜しくお願い致します。
本年も、本当にありがとうございました。
皆様、お体ご自愛の上、良いお年をお迎え下さい。(平野、スタッフ一同)
『M6(エムシックス)』
4月 13th, 2020先月、相模原市橋本で竣工しました集合住宅をご紹介させて頂きます。
この建物は、約4年前にある方の紹介で、はじめて施主ご夫婦にお会いしてスタートしました。
この橋本という地域は、10年後にリニアモーターの新駅が出来るために、もの凄い勢いで発展している街です。
施主ご夫婦は、めまぐるしく変化するエネルギーに満ちた場所にふさわしい将来へ向けてのデザインを望まれていました。
度重なる打合せとスケッチを重ねる中から、変化と躍動感を表現した外観と新たな住まい方の提案を込めた賃貸住居、また高層部分4層には、施主家族の住まいが入る構成と成りました。
施主のご理解と現場監督、職人さん達の協力のもと、完成する事が出来ました。
私共の事務所の最大規模の建物です。
とても、思い出に残る仕事に成りました。
ホームページのWorksもご覧になって下さい。(S.H)
『20Ange』
4月 13th, 2020昨年の10月に竣工しました、20Angeをご紹介させて頂きます。
この建物は、川崎市中原区の武蔵中原駅からほど近い場所に建つ、鉄筋コンクリート造3階建ての集合住宅です。
元々敷地の道路側中央に立つ大きな“けやき”を残しながらの計画として始まりました。
施主との打合せを積み重ね、たたき台のプランを修正しながらたどり着いた計画です。
施主住居、施主事務所、施主の工房、賃貸住居が入った複合建物です。
名称の20Angeの20は、中央の“けやき”を避けるために建物に20度という角度を付けて構成したところから来ています。Angeは、angle(角度)とangel(天使)からの施主のセンスの良い命名です。
天使の方は、もともと計画の当初から、エントランスに置くために施主が所有していた“リヤドロの天使”が基になっています。
施主とのキャッチボールが刺激的な、現場でした。
写真をアップしておきます。
ホームページのWorksもご覧になって下さい。(S.H)