本日、用事が有り横浜の紅葉坂へ行きました。
たいへん久し振りに行きましたので、建築家前川国男のかなり昔の作品ですが、県立青少年センターと音楽堂を観てきました。
だいぶ老朽化しておりますが、コルビジェの日本人一番弟子である前川国男の本領発揮と言った作品です。
コルビジェの影響が100%反映された作品ですが、その生き生きとした表情は、今も健在でした。(S.H)
『神奈川県立青少年センター』
1月 12th, 2014『吉岡徳仁展』
1月 12th, 2014昨日、夕方から住宅の打合せの予定がありましたので、打合せの前に東京都現代美術館で開催中の『吉岡徳仁-クリスタライズ』展を観てきました。
インテリアデザインからスタートし、今や世界的なアーティストになった吉岡徳仁の作品展です。
私はこの展示を、自然から生み出され、人間の想像を超えた造形に魅了された作者が、自然が作り出す美しさに近づこうとする試みと受け止めました。
自然の原理から生み出される結晶を作品として表現しています。
ひとつの小さな単位の素材を、膨大な数、集積し、それを出来るだけ自然から導かれた形として表現しようと試みています。
あたかも人間が細胞によって組織されている構造のようです。
大変スケールの大きな展示でした。
写真撮影可能な場所がありましたので、アップしておきます。(S.H)
『Villa FIT』大規模修繕完了
1月 10th, 2014『マーチエキュート神田万世橋』
1月 8th, 2014『成城の住宅』が竣工しました。
1月 8th, 2014世田谷区成城で建築中だった住宅が昨年12月に竣工しました。
この住宅は、成城という立地でありながら鉄筋コンクリート造の平屋建てという、都心ではたいへん贅沢な住宅です。
施主ご夫妻と打合せを重ね、いろいろな角度から検討し、到達したプランです。
南側に隣地との“引き”を取り、たっぷりと光りが注ぐ広いリビングを設けました。
他には、主寝室と2つの個室というとてもシンプルな構成です。
その空間をコンクリートの壁と大きな屋根で覆う、とても気持ちの良い住宅が出来ました。
この家を囲むコンクリートの壁は、ベニヤ型枠と杉板型枠を使い分け、深い屋根の軒天井には、天然の杉板を使い、単調なコンクリートの塊とならないように表現しました。
南側の庭もとても自然な仕上がりで、ちょっとした“都会の森”となっています。
都会の住宅とは思えない、別荘気分の住宅になったと思っています。
ホームページに写真をアップしておきますので、そちらもご覧下さい。(S.H)
『足立(西新井)2世帯住宅』が竣工しました。
1月 8th, 2014足立区関原で建築中だった木造3階建の2世帯住宅が、昨年の12月に無事竣工の運びとなりました。
1階に玄関、お風呂などの水廻り、2世帯共通のリビング、ダイニング、キッチン、可動間仕切りで仕切るお父様の書斎コーナーを設けました。
2階にはお嬢さん一家の住居、3階にはご両親の住居という構成となっています。
その3層を繋ぐように階段とホームエレベーターが据えられています。
当初から、プランの全体構成についての打合せを重ね、修正しながら進めました。
シンプルで、住み易い住宅を目指しました。
外観も出来るだけシンプルな表現にこだわりました。
一見木造住宅では無いように仕上がりました。
この住宅の新しい生活を楽しんで頂ければと思っています。
ホームページにアップしておきますので、是非そちらもご覧下さい。(S.H)
『新年ウォーキング報告』
1月 4th, 20141月3日に、新年初のウォーキングをしました。
暮れからずっと風邪気味でウオーキングを控えていました。
少し、体力を付けないとと思い、3日の午後からゆっくり時間を掛けて歩きました。
自宅(横浜港北ニュータウン)から、近くの公園の緑道を通り、古民家園の脇の池を抜け、
センター南まで出て、郵便局で用事を済ませ、近くのショッピングモールで買い物をし、センター北を経由して自宅に戻るコースを歩きました。
今日はかなり長い距離を歩きました。
約12キロの工程で、14,795歩という今までで最長の距離となりました。
昨年は後半に少し体調を崩してしまいましたので、今年はもっと体力を付けて、いろいろな事に前向きにチャレンジして行きたいと思っています。(S.H)
2014’ 新年のご挨拶
1月 2nd, 2014年末のご挨拶(2013年)
12月 31st, 2013今年もあっと言う間に大晦日を迎えてしまいました。
昨年と同じような感想になりますが、景気が良くなったと報道されながら、またアベノミクス効果などと言われながら、本当に業績が良かったのは、一部自動車産業などを代表とする輸出向企業だけだったように思います。
建設業界では、東北の震災復興の建設需要や消費税などの駆け込み工事などの影響と言われていますが、大変な職人さんの不足という事態に見舞われています。
この先とても心配な状況だと思います。
もともと、ここ数年来建設業界の職人さんの自然減少(年配の職人が退職した後に若手の補充が無い状態。)が叫ばれていましたが、消費税等の動きがこれに拍車をかけたような印象です。
それにともなって、建設工事の手間賃や資材が高騰し、近年稀に見る建設物価の急騰に繋がっています。
来年以降どのように推移して行くのか、だれも明確な事が言えない状況です。
こういう時こそ、事実を受け止め、地道にまた冷静に対処して行くしかありません。
個人的なことでは、昨年のご挨拶の時には、母の訃報をお伝えしましたが、その後元気にしていた父が急速に気力を失ってしまい、今年の7月に母を追うように亡くなりました。
この一年、大変慌ただしい日々でした。
来年は、気分も新たに様々な事に積極的に取り組んで行きたいと思っています。
またそんな活動の中から新たなたくさんの出会いを楽しみにしています。
皆さんの応援のおかげで無事にこの一年を過ごす事が出来ました。
たいへんありがとうございました。
来年もスタッフ共々、一層努力して参りますので、変わらずよろしくお願い致します。
良いお年をお迎え下さい。(平野智司、スタッフ一同)
『永遠の0』
12月 22nd, 2013昨日、娘に誘われてロードショー初日の『永遠の0』を観て来ました。
港北ニュータウンのイオンシネマのレイトショーで、21時20分から24時という、かなり遅い上映でした。
この作品は、百田尚樹の小説で、原作を読んでおりましたので、映画化される事を聞き、たいへん楽しみにしておりました。
原作を読んだ小説が映画化される場合、自分なりに考えたキャスティングのイメージと映画のキャスティングとのギャップや、原作をどの様に表現しているか、また原作との違いなどを楽しみに観る事ができ、特別な楽しみ方があると感じています。
この作品では、主演の宮部久蔵役の岡田准一はかなり良い感じを出していたと思います。
また、宮部の妻役の井上真央もとてもいい演技をしていたと思います。
周辺を固めているベテラン俳優陣がたいへん素晴らしい働きをしていると感じました。
夏八木勲、橋爪功、平幹二朗、山本學、田中泯などの人たちの存在が渋く光っていました。
そして主題としてながれている「戦争と命」というテーマが深く迫つてきます。
戦争という異常な状況下で、あくまでも生きる事へこだわる宮部久蔵の一貫した姿勢の中に人間の命に対する思いがあります。
また、人は自分の立場や考え方によって相手の見え方が全く違って来るという事実を、考えさせられました。
この映画は、確実に反戦のメッセージになっていると思いました。
とても見応えのある映画だと感じました。
是非、原作と映画をお奨めします。(S.H)