Archive for the ‘未分類’ Category

『写真家チェ・ゲバラが見た世界』

火曜日, 8月 15th, 2017

久しぶりのブログになります。
大分さぼってしまいました。
今日、夏休みを利用して以前から気になっていた、革命家チェ・ゲバラの写真展に行ってきました。
恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルームで8月9日から27日まで開催されています。

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IMG_4372          ゲバラが愛用していたカメラです。

 

 

 

革命家としては、誰もが知る存在ですが、多様な才能を持つゲバラのひとつの側面を見る事ができます。
私自身ゲバラについては、それほど深くを知っている訳では有りません。
前にゲバラについての本を一冊読んだ程度です。
行く前に興味を感じたのは、革命に至る前から革命期、革命後などその時々の心情が写真にどのように現れているのだろうかということでした。

医学生の頃から、フィデル・カストロとの運命の出会い、キューバでの反政府運動への参加、キューバ革命後の国づくり、新たな革命を指導する中で、常に貧富や差別などのさまざまな理不尽な事柄に対し、情熱的に巨悪に立ち向かう気持ちを持ち続けた人生でした。
そんな人生の局面局面で淡々と切り取られた写真が目の前に有りました。
もっとドロドロしたイメージを持って行ったので、ちょっと予想と反した印象でした。
でもよくよく考えると、革命は煮えたぎる思いとは裏腹に常に冷静に淡々と遂行する事なのかなと感じました。
日々、小さな事で一喜一憂している我が身を思うと、考えさせられる展示になりました。(S.H)

映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』

水曜日, 4月 5th, 2017

先日、ケン・ローチ監督の話題作『わたしは、ダニエル・ブレイク』を見て来ました。
2016年第69回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した作品です。
イギリス、フランス、ベルギー合作の社会派映画です。
イギリスの複雑な社会制度に振り回され、貧困という厳しい現実の中で助け合って生きる人びとの姿が描かれています。
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイクとシングルマザーのケイティを中心に物語が展開して行きます。
貧しく、困っている人達に不誠実な国の制度と杓子定規な役人の姿は、イギリスに限った事では無く、日本にも当てはまる事だと痛切に感じました。
日常の中で、私達が感じている感情が見事に表現されていました。
見ている最中に、何度と無く“怒りを”覚えました。
かなり重いテーマですが、考えさせられる映画でした。(S.H)

『ラ・ラ・ランド』

金曜日, 3月 10th, 2017

3月4日(土)のレイトショーで、今話題の『ラ・ラ・ランド』を見て来ました。
始まりの当初は、少々退屈しそうな気配を感じていましたが、だんだん引込まれて行きました。
ストーリーの展開が荒削りな感じは有りましたが、夢を追いかける時に感じる感情をうまく表現していたと思います。
最後の二人の悲しい微笑みが、何とも切ないシーンでした。
賛否両論有るようですが、理屈でなく素直に見て感動する映画だと思います。(S.H)

『ディア コート』完成しました。

月曜日, 2月 27th, 2017

私共の事務所で設計・監理をさせて頂き、川崎市中原区で工事を進めて参りました共同住宅が完成致しました。
敷地は、間口が約13.6m、奥行約64.1mという、今までに出会った事の無い奥行の長い形状でした。
この最大の特徴である奥行の長さをどのように建築に活かせるか、反映出来るかをテーマに、変化の有る外観上の表現と新しい住まい方の両立を目指しました。
住まい方の提案として、1階の住戸は外通路から直接入れる土間タイプのフリースペースを設け、様々な生活シーンが描けるマルチルームを考えました。
2階には、4.4帖程の大きめのインナーテラスを設け、アウトドアな生活が楽しめる住居となっています。
3階には、約6帖程の外部テラスを設け、リビングとつながる外部空間が楽しめます。
このような住居タイプの変化を外観にも反映させ、その変化の表情を最大限効果的にするために、白と黒のモノトーンでシンプルに仕上げました。
また、エントランスのロビーも、美術館の1シーンを切り取ったような設えとし、ギャラリー的な空間としました。
入居者の皆さんが、この空間も自分たちの空間として楽しんで頂ければと思っています。(S.H)

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2017’ 新年のご挨拶

月曜日, 1月 2nd, 2017

新年明けましておめでとうございます。
昨年は、皆様のお陰で、たくさんの仕事の機会を頂きました。
いろいろな経験をする事が出来ました。
そんな中で、いろいろ気付く事も多く、その事を肝に銘じつつも“自然体”で過ごして行こうと思っています。
今年も新たな“出会い”を大切に、感動の一年にしたいと心より願っています。
皆様と一緒に、素敵な一年にしましょう!!
今年もよろしくお願い致します。(S.H)

年末のご挨拶(2016)

水曜日, 12月 28th, 2016

事務所も本日で仕事納めです。
大掃除も終わり、事務所もすっきりしました。
この一年間、皆様のご支援とご協力を頂き、無事に過ごす事が出来ました。
ありがとうございました。

事務所としては、とても早く過ぎた一年でした。
今年もたくさんの仕事に関わらせて頂き、7つのプロジェクトを竣工させる事が出来ました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
来年も、一層エネルギッシュに忙しく動き回りたいと思っています。
そのためにも、健康に留意して、楽しく素敵な一年にしたいと思います。
新たなアイデアをたくさん提案したいと思っています。

私自身(平野)の事では、2月に我が家の愛犬『もも』が12歳半で亡くなるというたいへん悲しい出来事が有りました。
未だに家族から『もも』の話題が出ない日は有りません。
また、今年も娘に誘われて山に登りました。
山梨の乾徳山(標高2,031m)です。

来年も、あまりいろいろ考え過ぎず、自然体で、平常心で過ごして行きたいと思います。
スタッフと一緒に、前向きに活動して行きますので、変わらぬご指導、ご支援をお願い致します。

今年一年、本当にありがとうございました。(平野智司、スタッフ一同)

『Architalk~建築を通して世界を見る』槇文彦講演会

水曜日, 12月 14th, 2016

昨日、先輩建築家ご夫妻に誘って頂き、港区六本木の国際文化会館で開催された、建築家-槇文彦氏の講演会に行って来ました。
Another Utopiaというテーマで、都市のオープンスペースについて、お話しされました。
都市は、オープンスペースによって秩序が出来てきたと言う、たいへん興味深い内容を槇氏自身の活動を交えながら話されました。
自分の設計活動にも影響するテーマでした。

また、講演会後の先輩建築家ご夫妻との話も私にとっては、とても楽しい時間です。
お付き合いをさせて頂いてから、それ程間が無いにも拘らず、たいへん親しくお付き合いをさせて頂いています。
フランクな会話をさせて頂き、勇気付けられています。
とても有意義なひとときでした。(S.H)

『SEASIDE JAZZ FESTIVAL’16』

火曜日, 10月 11th, 2016

友人に誘って頂き、お台場の特設会場に行って来ました。
クラシックとジャズのスペシャルなコラボレーションです。
10月8日(土)、9日(日)、10日(月)の3日間の予定でしたが、雨のため8日と9日が中止となり、月曜日は肌寒い中、4,000人が集まりました。
出演は、ネイザンイーストバンド、フォープレイというジャズ界の巨人。フォープレイのギターは、ラリーカールトンがゲスト出演という豪華版。
そして、オペラからは、スミ・ジョーが出演しました。
ジャズのプレイとスミ・ジョーの歌声にしびれた夜でした。
ラリーカールトンはじめ、みんなかっこ良いおやじでした。
俺も、まだまだ頑張らないと…という気になりました。
始まる前の会場の風景をアップしておきます。

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img_3617                                   (S.H)

『乾徳山登山』

火曜日, 10月 11th, 2016

10月9日の日曜日に、昨年の富士登山に続き、娘と2回目の登山に行って来ました。
山梨県の百名山のひとつ『乾徳山』2,031mにチャレンジです。
当日は、生憎の大雨の中、駐車場に到着。
駐車場には、車は他に一台のみ。
 
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車の中で天候を調べながら、決行するかしばらく検討。
やや小振りになり決行。

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岩のゴロゴロした道を、ひたすら歩く…

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しばらく歩くと、景色が抜けた場所に出ます。
おお、目の前は富士山です。

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またしばらく歩いて昼食にします。
持参したラーメンを作って食べました。
場所が違うと、味も違います。
うまい!!

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少し休んで、また歩きます。
途中では、こんな場所もあります。
気をつけろよ!

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頂上は近いぞ!
険しい岩を登ります。
娘は、難なくクリヤー。

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61歳の親父も頑張ります。

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頂上に到着しました。
頑張った、疲れた。

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また、ひたすら歩いて下山しました。
ひざはガクガク、ももはぱんぱんです。
かなりハードでしたが、充実した一日でした。

帰りは、温泉によって、疲れと汗を流し、帰路へ。 (S.H)

映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK』

木曜日, 10月 6th, 2016

先日、ビートルズのドキュメンタリー映画を見て来ました。
音はさすがに良くなかったですが、なかなか見応えが有りました。
もともと、純粋にビートルズファンとして見に行きましたが、音楽以外の別の側面に強く引込まれてしまいました。
ヒットすればするほど苦悩が募り、自由で無くなり、本来の自分たちの考えと違うところへ連れて行かれてしまうジレンマ…
自分らしく生きる事は、とても難しい。
深いものを感じました。

それでもビートルズの音楽は、理屈でなく素晴らしい!
良い音楽は、さまざまなものを飛び越えているなと感じます。(S.H)